第4回 新規版下データの作成

版下制作者のためのコツ~illustrator編
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版下作成を行う上で、テンプレートから新規作成するためのポイントをお伝えします。

イラストレーターのバージョン:Illustrator CS6

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テンプレートを作成

 おすすめ 

1. レイヤー分け

  • チェック作業がしやすいように、
    「文字:赤、イラスト:青、ベース:緑」で作成してください。

2. スウォッチ、シンボル、ブラシ、グラフィックスタイルの削除

3. ドキュメントの設定

  • ファイルから「ドキュメント設定」を開いてください。
  • 裁ち落としを全て3mmに設定してください。
  • 印刷時にドロップシャドウが粗かったり、四角い不要な枠が出ないように、
    透明プリセットを「高解像度(300ppi)」に設定してください。

4. トンボとセンターガイドの追加

  • トンボとセンターガイドを追加してください。
  • トンボ:オブジェクトを選択し、「効果」→「トリムマーク」で作成できます。

5. ドキュメントのラスタライズ効果

  • オブジェクトから「ラスタライズ」を開いてください。
  • ラスタライズ効果設定を「高解像度(300ppi)、背景=透明」に
    設定してください。

6. 属性

  • ウィンドウから「属性」を開いてください。
  • 塗りにオーバープリント、線にオーバープリントのチェックを外してください。

テンプレートの保存

 おすすめ 

1. テンプレートとして保存

  • ファイルからテンプレートとして保存してください。
  • 保存の際には分かりやすい名前を付けるのがおすすめです。
  • 塗りにオーバープリント、線にオーバープリントのチェックを外してください。

2. テンプレートから新規作成

  • ファイルから「テンプレートから新規」を選択してください。

グラフィックスタイル登録 

 効率アップ 

●よくパーツを登録しておけば、すぐに使用できます。

  • アピアランス設定はアクションに登録できないので、グラフィックスタイルへ登録しておくと便利です。

次回 第5回 版下データの形式と保存 へ続きます